奈良で発見大先輩(?)!現代に目覚めた(?)縄文時代のクワガタ!!

クワガタ…と言うと
6月上旬から10月頃迄の時期に活動し
カブトムシと並んで、子供に人気の代表的な昆虫です
今の子供はデパートで買う方が多いかも知れませんが
私の子供の頃は、山等で
クヌギの木を見つけて捕まえたました
そのクワガタ…正確にはノコギリクワガタですが
何と縄文時代の化石から見付かったとか…
場所ですが、奈良県御所市の秋津遺跡という所で
縄文時代後期(約2800?2500年前)の
体長6・3センチの雄との事…
しかもです、一部等なら話も分かりますが
御覧の様に、ほとんど原型(?)…
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通常、昆虫と言うのは細菌等の影響でしょうが
死後にバラバラに、なってしまう事が多い様ですが
水分が保たれたり真空に近かったらしく
原型だった様です…奇跡ですね
それに、しても驚くのが
その形と言うか姿です
今のクワガタと、何も変ってない…(笑)
人間だって、動物だって
ある程度ですが、姿が変ってるのに
このクワガタは、全く変ってない
何か、現代に蘇った縄文時代の大先輩みたいな感じです
尚、このクワガタは5月25日~6月12日迄
橿原市畝傍町の、県立橿原考古学研究所
付属博物館で展示される様です
電話0744(24)1185
縄文のノコギリクワガタ、ほぼ完全な形で出土 |
奈良県御所市の秋津遺跡で、縄文時代晩期(約2800~2500年前)のノコギリクワガタが、初めてほぼ完全な形で出土した。 体長6・3センチの大きめの雄で、昆虫は死後、関節が外れてバラバラになってしまうことが多いが、泥に密閉されて外気に触れなかったため残ったらしい。この時代の生き物が生きていた時の姿のまま見つかるのは極めて珍しいという。 橿原市昆虫館(奈良県)の中谷康弘館長補佐は「今にも動き出しそうな姿に驚いた。豊かな生態系があった縄文時代の里山が復元できる」と話している。 |
縄文からの“目覚め” - ノコギリクワガタ出土/御所・秋津遺跡 |
御所市條の秋津遺跡で、縄文時代晩期(約2800~2500年前)の土の中から、オスのノコギリクワガタの全身(約 6.35センチ)が見つかり、24日、県立橿原考古学研究所が発表した。大あごから爪先までほぼ完形で残っていることは極めて珍しく、同研究所は「当時の環境や昆虫学の研究にも有効な資料になる」としている。 見つかったのは1匹で、約2.25センチの立派な大あごを持っていた。確認できなかったのは左前あしだけで、外見上に現生種との違いはみられない。拡大画像で観察すると体毛も見えた。 弥生時代の田んぼなどの層の下から縄文時代の水の流れや木の根が見つかり、川沿いに生えた常緑樹のアカガシ(ブナ科)の根元で、クワガタは仰向けの状態で土に埋もれていた。 クワガタが木から落ち、川の増水などで一気に埋まった可能性などが考えられるという。同研究所の松岡淳平研究員は「死後すぐに埋まり、その後も水分が保たれる状況にあった」と分析。真空に近い状態でパックされていたことで細菌による分解を免れたとみられる。 クワガタは樹脂で保存処理され、25日から6月12日まで、橿原市畝傍町の同研究所付属博物館で展示される。問い合わせは同館、電話0744(24)1185。 |
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