祝!巨人の澤村が10勝目をプロ初完封!!

2011年10月8日
ナゴヤドームで行われた対中日20回戦で
巨人(読売ジャイアンツ)の澤村拓一投手が
プロ10勝目を初完封で挙げました
このナゴヤドームと言うと
先日私は『事実上のプロ初完封』と中日戦の同球場で
延長10回迄投げての無失点を書きましたが
今度は正真正銘の初完封です
この日の澤村投手は、2回に平田にヒットを打たれましたが
それ以外は、6回に堂上剛裕にフォアボールを与え
続く荒木のサードゴロの間に、初めてセカンドに進まれただけでした
それにしても澤村投手、先日のナゴヤドームでの試合以降
ポップフライで球数を節約(?)するコツを掴んだのか
その後、数試合フライアウトが目立つ様に…
しかし、ここの所の数試合は、逆にゴロを打たせる場面が目立つ様に(?)…
この日の澤村投手も、スプリット系のボールを打たせてのゴロアウトが
目立ってた様に感じで6回迄にショートゴロが6つも飛んでました
ちなみに…余談ですが、解説者もアナウンサーも
澤村投手の落ちるボールを「フォーク」と呼んでますが
正確には澤村投手は、フォークは持ってません
澤村投手が持ってるのは
SFF(スプリット・フィンガード・ファースト・ボール)自称、スプリットです
打線の方も、1~2回はランナーを出しながらも
ホームが遠かったですが
3回、長野選手がレフト前に運ぶと
続く阿部選手の時にエンドランでこれがレフト線に…
これで長野選手がホームを踏んで先制
そして4回には先頭の亀井選手がピッチャー返しでセンター前
その後も藤村選手が強い当たりをライトへ
澤村投手本人も自らの援護と、きっちりと送ると坂本選手が
やや高めのフォークを泳ぎながらもレフト線へのタイムリー
更に、寺内選手が送ると
またまた長野選手がセンター前でタイムリー
これで澤村投手に計4点をプレゼントの援護で
見事にプロ10勝目を初完封で飾りました
ただ…私は10勝目をプロ初完封と言うと
私は直ぐに、桑田真澄氏を思い出します
桑田氏の場合、2年目の1987年7月8日
札幌円山球場での対広島戦で、プロ初完封勝利を挙げましたが
更に、無四球と自らのスリーランホームランとタイムリーで
全得点を叩き出しました
そう考えると、この日の澤村投手は
10勝目と完封は同じですが、フォアボールは出した事
それにホームランは打ってませんから
やはり桑田氏の方が上か…と考える所です
しかし桑田氏の場合、ルーキーイヤーは2勝で
10勝目は2年目ですが、澤村投手はルーキーイヤー…
と、なると…両者痛み分け…?(笑)
最後に、このナゴヤドームとの相性という意味では
私は、現在メジャーに移籍した松井秀樹を思い出すんですが
松井の場合、巨人時代にはナゴヤドームに来ると
スタンドに叩き込むという感じで
当時はシーズン中に、中日の選手より多いという話を聞きました
これは松井の後を受け継いで、澤村投手が
ナゴヤドームとの相性が良い2代目の誕生でしょうか?(笑)
それではチョット時間も長いですが
宜しければ、その全投球を御覧下さい
沢村、1安打完封で10勝目!G新人として8年ぶり快挙 |
先発の沢村が1安打しか許さず27試合目でプロ初完封。自身4連勝での10勝目(11敗)は、巨人の新人として2003年の木佐貫(現オリックス)以来となる快挙となった。 区切りの10勝目へ。沢村が敵地のナゴヤドームのマウンドで躍動した。一回を3者凡退という絶好の立ち上がり。二回二死一塁では、小田を中飛に打ち取った。三、四回は打者6人をパーフェクトに抑える圧巻の投球内容で、好調の中日打線を手玉にとった。三塁ベンチで見つめた川口投手総合コーチが、「リズムもテンポもいい」と絶賛するほどの好スタートだった。 新人右腕の投球テンポの良さが、攻撃陣にも好影響を及ぼした。三回一死一塁から、女房役の阿部が左翼線に先制の適時二塁打を放った。10勝目が目前の中大の後輩を援護する先制打を、「(先取点が)どうしてもほしかった。いいところに飛んでくれた」と振り返った。 打線は攻撃の手を緩めず、中日の先発の伊藤をあっさり攻略した。四回、亀井、藤村の連打と沢村の一前犠打で一死二、三塁の好機を作ると、坂本が左翼線に2点適時打を放った。さらに二死二塁から、長野の中前適時打で、4点のリードを奪った。 六回にも左前打を放ち、猛打賞を記録した坂本は「拓一(沢村)が(犠打を)一発で決めてくれて、いい流れを作ってくれた」と、沢村の打席での役割も評価した。 打線の援護にも助けられ、マウンド上の沢村は最後まで勢いが止まらない。スイスイと9回を投げ切り、わずか1安打のうれしいプロ初完封をやってのけた。堂々の10勝目。新人王はもう誰にも渡さない。 |
澤村プロ初完封で10勝目 |
首位・中日ドラゴンズとの20回戦。先発の澤村は立ち上がりから好投を見せ、中日に得点を与えない。これに応えたい打線は三回に阿部のタイムリー二塁打で先制。四回にも4本のヒットを集中させ3点を奪い点差を広げる。リードをもらった澤村はその後も中日につけ入る隙を与えず、4対0で勝利。プロ初完封で10勝目を手にした。 一、二回とランナーを出しながらも得点に結び付けられなかった巨人だったが、三回、一死から長野がヒットで出塁する。続く阿部の打席でヒットエンドランを敢行。阿部の打球がレフト線に抜ける間に長野が一気にホームを陥れ、先制点を奪う。前日、九回に粘りを見せた勢いそのままに、中日の先発・伊藤を攻め立てる。 四回、先頭の亀井はファウルで粘り、10球目をセンター前へ運ぶ。続く藤村もヒットでつなぎ、チャンスを広げる。澤村の犠打で二、三塁とすると、坂本は体勢を崩しながらもレフトに2点タイムリーヒットを放ち、追加点を挙げた。その後、犠打でランナーを二塁に進めると、長野にもタイムリーが飛び出しその差を4点に広げる。 先発の澤村は立ち上がりを三者凡退に抑えると、その後も中日打線を寄せ付けない。五回まで1安打に封じ、二塁を踏ませないピッチングを見せる。 六回、澤村は四球と内野ゴロで二死二塁とし、この日初めて得点圏に走者を背負う。しかし井端を打ち取り、無失点に切り抜ける。七回にはクリーンアップからの攻撃を三者凡退に抑え、追撃を許さない。 九回もマウンドに登った澤村は先頭の代打・グスマン、続く荒木を空振り三振に切って取る。井端も二塁ゴロに抑えて試合終了。中日打線をわずか1安打に封じ、プロ初完封で10勝目を挙げた。また打線も10安打を放ち、投打が噛み合った巨人は首位から貴重な勝ちをもぎ取った。 |
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